PRODUCT技術紹介

ゴムの可能性に挑戦するものづくり

当社では、ゴム素材に対する深い知見と高度な加工技術を基盤として、常に新しい工業用ゴムの加工、提案を行っています。他社では解決できなかったお悩みも、当社ならではの技術で解決まで寄り添います。

異材質との一体成形
ゴムと様々な異素材とを組み合わせることで、耐久性の向上や新たな特性を備えたゴム製品にすることが可能です。ゴムと異素材の一体成形には、ゴム素材の特性と成形方法を熟知した知識と経験が必要となります。
  • ●ブタジエンゴム(BR)
  • ●スチレン・ブタジエンゴム(SBR)
  • ●クロロプレンゴム(CR)
  • ●ニトリルゴム(NBR)
  • ●エチレンプロピレンゴム(EPDM)
  • ●フッ素ゴム(FKM)
  • ●シリコンゴム(Q) など
  • ●鉄
  • ●アルミ
  • ●ステンレス
  • ●真鍮
  • ●鋳物
  • ●テフロン など
成形品イメージ
  • NBR90+フェルト+SUS NBR90+フェルト、後工程でSUSをインサートしています。使用用途は滑車の油引きです。
  • シリコンゴム+耐熱樹脂 シリコンゴム+耐熱樹脂 焼き付け成形ダイヤフラムに使用されます。
  • PTFE+EPDM+織布 PTFE+EPDM+織布+EPDMの4層構造になっています。使用用途はダイヤフラムです。
  • SUSメッシュ+EPDM SUSメッシュ+EPDMです。浄水器に使用されます。
  • NR+セラミックインサート NR+セラミックの焼き付け品になります。耐久性アップのために使用される部品になります。
  • CR(白)+両面テープ+PETセパレータ 白色EPDMに後加工で両面テープをつけています。使用用途はガスケットです。PETのセパレータにハーフカットで両面テープを残し治具を使って貼り合わせしています。
  • NBR90度+SUS NBR90度+SUS インナーにスリーブが入っています。電動工具に使用されます。スクリュー形状になっています。
  • SUS+シリコン SUSが内外周にありシリコンの焼き付けを行っています。特殊なシリコンで硬度は超低硬度で7度になります。
ゴム成形
ゴムには様々な種類があります。 使用用途やニーズに合わせて成型方法や材質を決め、成形金型に材料を充填し『熱』と『時間』と『圧力』を加えて加硫成形を行います。 弊社では圧縮成形や射出成形を社内で行っています。
ゴム加工
弊社ではプロッター加工とトムソン打ち抜き加工を行っています。

●プロッター加工
金型不要で小ロットの試作品に向いています。図面データをCADで入力し、プロッターマシンで材料をカットする方法です。 コンピューターによるカットですので、複雑な形状でも対応可能です。比較的加工速度もスピーディにできます。

●トムソン打ち抜き加工
トムソン型を油圧プレス機にセットし圧力で加工します。 油圧プレスとトムソン型のあいだに材料を挟み圧力を加えることでトムソン型の通りに抜くことが出来ます。 金型ではなく木で製作するため費用を抑えることができます。
ゴムスポンジ成形
ゴムスポンジはゴム素材を3倍~10倍に発泡させた発泡体で、硬さもさまざまです。ゴムの素材や発泡剤などの配合の組み合わせで硬さを調整し、緩衝材やパッキン、防音材、断熱材などの製品に成形します。
設計
平図面等から3DCADを使い製品イメージの3Dモデルを作成いたします。製品イメージを3Dモデルで確認することで設計ミスを防ぐことができ、ご満足いただける製品づくりに貢献できます。