小型ゴム部品、今の生産方法は本当に合っていますか?|生産数量・設備・取り数を見直すポイント

生産数量や製品サイズに合わせた製造方法を考える
小型のゴム部品は、一つひとつの製品単価がそれほど高くないことも多く、長年同じ方法で生産され続けているケースも少なくありません。
しかし、
「以前より発注数量が減っている」
「逆に数量が増えてきた」
「長年同じ金型・同じ生産方法を使っている」
「価格が上がってきたが、理由がよく分からない」
といった場合、現在の数量や製品に対して、生産方法が本当に合っているのかを一度見直してみる価値があります。
有限会社根来工業では、単に図面通りにゴム製品を成形するだけでなく、製品形状・金型・数量・材質などを確認しながら、生産方法についても検討しています。
製品が小さくても、生産方法によってコストは変わります
ゴム製品の価格は、材料費だけで決まるものではありません。
例えば、
・使用する成形機
・金型の取り数
・1回の成形にかかる時間
・金型交換や段取り時間
・バリ取りなどの仕上げ作業
・検査方法
・生産数量
など、さまざまな要素が製造コストに影響します。
そのため、同じ製品でも生産方法が変われば、製造効率が変わる場合があります。
特に小型ゴム部品では、製品や金型に対して適切なサイズの設備を使用することも重要です。
必要以上に大きな設備を使用していませんか?
ゴム製品の成形では、製品サイズだけでなく、金型サイズや取り数、必要な型締力などを確認して使用する設備を決定します。
しかし、長年生産されている製品の中には、さまざまな事情から、現在の製品や数量に対して必要以上に大きな設備で生産されているケースもあります。
製品に適した設備へ見直すことができれば、設備の使用効率が改善し、結果として製造コストの見直しにつながる可能性があります。
根来工業では、37t・50t・80t・100tなど複数サイズの成形設備を保有しており、製品や金型に合わせて使用設備を検討しています。
「取り数」も重要なポイントです
例えば、毎月500個必要な製品と、毎月10,000個必要な製品では、適した金型の取り数が同じとは限りません。
取り数を増やせば一度に多くの製品を成形できますが、その分、金型が大きくなり初期費用が高くなる場合があります。
反対に、数量が少ない製品であれば、必要以上に大きな金型を製作せず、取り数を抑えることで初期費用を抑えられる場合もあります。
大切なのは、
「取り数を多くすること」ではなく、「必要数量に合った取り数にすること」
です。
現在の数量だけでなく、今後の生産予定も確認しながら検討することが重要です。
数量が変われば、最適な生産方法も変わることがあります
製品が立ち上がった当初は月10,000個生産していたものが、年月とともに月1,000個になっている。
あるいは、当初は少量だった製品が、採用拡大によって数量が増えている。
こうした場合でも、金型や生産方法は当初のままということがあります。
しかし、
生産数量が変われば、最適な設備・取り数・生産方法も変わる可能性があります。
「昔からこの方法だから」という理由だけで継続するのではなく、一度現在の条件に合わせて確認してみることで、新しい選択肢が見つかる場合があります。

コストだけでなく、品質とのバランスも大切です
もちろん、単純に安く生産できればよいというものではありません。
ゴム製品では、
・寸法の安定性
・外観
・バリ
・硬度
・材料特性
・耐久性
・検査方法
なども重要です。
生産方法を変更した結果、品質が不安定になってしまっては意味がありません。
根来工業では、品質・コスト・生産性のバランスを確認しながら対応方法を検討します。
現在の生産方法について、一度確認してみませんか?
「今の価格が高いのか安いのか分からない」
「現在の数量にこの金型が合っているのか分からない」
「設備や取り数まで考えたことがない」
「今すぐ仕入先を変更する予定はないが、別の方法も知っておきたい」
そのような段階でも構いません。
図面、製品写真、金型情報、材質、現在の生産数量など、分かる範囲の情報をご共有いただければ、対応方法を検討いたします。
仕入先を変更することを前提としたご相談でなくても問題ありません。
現在の生産方法が製品や数量に合っているのか、まずは一緒に確認してみるところからでもお気軽にご相談ください。
カテゴリー: ゴム成形 制作事例 異素材との一体成形








